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第7回目「家族経営とは?」
どうも、お久しぶりです!!もう4月に入り、だんだん畑仕事が忙しくなってきました。
早いもので、もう農家2年目のシーズンに突入しました。昨年は仕事面、地域活動面で感覚的に慣れない一年間でしたが、今年は、ゆとりを持って取り組むよう頑張りたいと思います。
さて、今回のテーマは「家族経営とは?」です。家族経営とは、その字の通り、家族で生業をする経営の方法です。労働力は、家族のみ(実際には、アルバイトを雇うケースが多いですが…)。
そのメリットは、やはり目標が明確だということです。経営を良くすることが自分たちの暮らしを豊かにすることに直接つながるので、家族みんながインセンティブを持ちやすく、家族の夢のために一生懸命仕事に励むことができます。そして、血の繋がった関係なのでお互いのことを良く知っており、協調性に長けている「組織」です。また、打ち合わせは毎日の食事のときに行えばよく、経営内容も一人一人が把握しているので、効率的な動きができます。
一方で、デメリットとして、家族だけでは収益性で上限がある、トップ(親方)の「気分」で仕事内容、時間、休日が決まりがち、給料などお金面が曖昧になりがち…などが挙げられます。こうした事は、トップが仕入れや労働力の管理、経理、現場指揮者など多くの業務の責任を掛け持ちしているところから発生してしまうのだと思います。
我が家も家族経営ですが、上記のデメリットをなくすべく、今年度から「家族経営協定書」を作りました。これは、
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【農作業の分担や収益の配分方法、就業条件、生活運営等を文書化することで、経営や生活での目標・夢を明確にするための家族間でのルール】
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のことです。
下記は、家族経営協定書の一部内容です。ウチは企業秘密などあまり気にしませんので、どうぞご覧ください。
内容を見れば分かりますが、今まで曖昧だった役割分担や、休日・労働時間などの数字的な部分が文書化されたことで明確になりました。役割分担が明確になることで、各人が責任を持つことになり、数字的な部分が明確なることで、安心をもたらします。また、相互での情報の共有化になるので、解釈の食い違いなどによるフラストレーションも緩和されてくるはずです。
協定を組んで、約一か月…。僕自身、一番大きく変わったのは、モチベーションです。播種〜定植時期は、7時から仕事開始で、午後は13時から再開と決まりました。昨年までは、父の目が覚めたら開始というのが常でしたが、今は規則に準じての行動になったのでストレスもなくなり、時間に応じて気持ちの切り替えができるようになりました。また、作業日誌や育苗管理データシートの作成など、栽培技術の習得意欲も自然と高まっているなと感じます。
群馬県では、家族協定を行なっている農家は1,548戸であり、全販売農家の約4%とまだまだ普及していません…。しかし、各作業、各部門の担当を分散化し、責任を明確化することはどんな組織においてもやっておいた方が良いことですし、これから普及していく必要があると感じます。
今までは漠然と「将来的には法人化したい!」という意思があった部分がありましたが、こういった細かな規則や方針などを固めてからでないと、絵に描いた餅で終わってしまうな〜とつくづく感じている最近です。
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最後までお読みいただきありがとうございました!!
次回は、「僕の目指す農業経営のカタチ!」というテーマでお送りしたいと思います。
それではまた☆
■バックナンバー
>第6回目「今年度の成果報告」
>第5回目「キャベツ農家 農閑期の過ごし方」
>第4回目「農村青年の実態」
>第3回目「農家が感じる農政について」
>第2回目「生産者と消費者の感覚のズレ」
>第1回目「農業生産の現場に入って・・・」
■ 佐藤 哲哉(22)
2009年3月、千葉大学園芸学部園芸経済学科(現:食料資源経済学科)卒業。
その後、実家の経営体に就農。現在、栽培技術を中心に農業経営を勉強中。
ブログやっているので見てね! ⇒ http://ameblo.jp/noukaminarai/
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